みんな大好きな美人レーサーや、推し選手が熱い戦いを繰り広げる女子戦。
全体で、約1600人の中の約200人が女子レーサーで他の公営競技と比べると圧倒的に女子が多いんです。
男性レーサーにも引けを取らず活躍する女子選手も多く”公営競技は男のもの”というイメージを変えたのも競艇だと個人的に思っています。また、「可愛い」や「美人」で注目される選手も多いことも女子戦が人気な理由のひとつです。
おかげで、女性ユーザーが競艇場にいることも増えてますね。
そんな女子戦ですが、実は競艇を始めたときの女子戦の相性はイマイチでした。なぜなら、男子戦との舟券予想の仕方とは違うからです。
今回は女子戦の特徴やコツ、男子レーサーとの違いについてお話していこうと思います!
ボートレース界の可愛い選手が気になる方は以下の記事をご覧ください。もしかしたら推し選手が見つかるかも。
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女子戦の特徴
通常のレース(男子戦)にはない女子戦の特徴を紹介していきます。
女子選手は少ないため覚えやすい
前述でも話したように、ボートレーサー全体で1600人いる中の約200人が女子レーサー。
男子レーサーと比べると圧倒的に人数が少ないため、選手を覚えやすい。それにより、コースの得意・不得意や戦法などのパターンも覚えやすくなります。
男性は特に「可愛らしさ」や「美しさ」を魅力に感じれば自然と覚えてしまいますよねw
女子戦しか走っていない選手の勝率は信じすぎないこと
女子戦は基本的に実力で決まりやすいのが特徴ではあるものの、中にはほとんど女子戦でしか戦っていない選手も存在します。
仮に同じ勝率の選手がいても、男子選手と戦っている選手のほうが実力は高いことが多いので勝率の信じすぎには注意。
とはいえ、それをすべて調べるのは困難。そんなときは、グレードの高いレースに出場している選手か、男子混合戦でもよく見かける選手を優先して考慮するといいかもしれません。
イン逃げが決まりにくく「まくり」が多め
女子戦はイン逃げが決まりにくくまくりで決着することが多いのが特徴です。
その理由は、男子よりも実力差が大きくいためスタートが遅れてスリットが揃いにくいこと。上記の画像のようにスリットが凹んでしまえば、外側の艇に対して邪魔な壁が無くなり「まくり」が決まりやすくなります。
それが女子戦でまくりが多くみられる要因のひとつです。
コース取りの積極性
女子レーサーは、男子レーサーに比べると積極的にコース取り(前づけ)をする選手が少なめ。枠なり進入のレースが必然的に多くなり進入が乱れるケースはあまり見られません。
女子選手に「イン屋」・「アウト屋」が少ないのもそういった理由からきています。
女子のイン屋といえば、「野田部宏子」選手、アウト屋は「堀之内紀代子」選手くらいでしょうか。
女子戦は荒れやすいのか?
女子戦の場合、実力が顕著に出やすいため割と舟券予想はしやすいです。競艇で不利な外側の艇が入着しても意外と配当が安かったりもします。
女子戦は、男子戦と比べると逃げが決まりにくいため、出目的に”荒れやすいイメージ”がついているだけ。
とはいえ、高配当が出ない訳ではありません。
結論、女子戦は本命が分かりやすいだけでなく、高配当が出るパターンも推理しやすい。という考え方が合っている気がします。
女子戦で最高配当を更新
2022年11月1日、ボートレース児島で開催されていた「G3オールレディース」7レース目で、10年以上更新されなかった過去最高配当をついに更新しました!
元レーサー黒明良光さんの孫である「黒明花夢」選手が6枠から勝利を飾り、761,840円の特大万舟券に貢献しました。
こういったレースがあるのも女子戦の魅力ですね。
以下は過去最高配当のランキングです。
1位:761,840円(2022年11月児島)
2位:682,760円(2011年5月徳山)
3位:650,610円(2016年3月三国)
4位:595,550円(2019年1月徳山)
5位:579,900円(2016年5月芦屋)
6位:554,930円(2020年3月丸亀)
7位:537,990円(2003年12月若松)
8位:535,520円(2020年11月江戸川)
9位:534,930円(2020年11月芦屋)
10位:514,810円(2013年10月蒲郡)
11位:511,500円(2014年7月大村)
女子戦を攻略するには?買い方のコツは?
まず、女子戦を攻略するための基本的な考え方は、”どの選手がまくるか”を予想することが舟券予想するときの基本です。
レーサー歴の短い格下の選手やモーター性能が悪くてスタートが遅れそうな選手がいれば、その外側の艇はまくってくる可能性が高くなります。
そして、女子戦で意識したい重要なポイントは以下の通り。
- スタートにばらつきがありスリットが揃いにくい
- 平均STやその節のSTがいい選手に注目
- イン逃げが決まりにくく、まくりが多い
- 2コースの1着率が高い
- 実力が結果に直結しやすい
- 男子に比べてモーター整備が巧みな選手は少ないためモーターの勝率が影響しやすい
出走表やスタートタイミング、モーター性能の見方などがよく分からないという方はこちらの記事をご覧ください。
男子レーサーとの違い
他のスポーツ競技では男女で身体の構造が違うため、男子と女子で分けられていますが、競艇はモーターボートを使った競技のため男女平等に競い合っています。
とはいえ、男女の違いが出てきてしまうのが現実なんです。
体重差
競艇ではレーサーの体重が勝負に影響するため、最低体重制限が設定されています。体重オーバーによるペナルティは特にありませんが、レースで勝つには軽い方が有利なため減量する選手も多いんです。
最低体重よりも軽く、太れない選手は錘で重量調整を行います。
男女では最低体重に5kgの差があるので混合戦では意識しておきたいポイントになります。
- 男子:52kg
- 女子:47kg
技量・調整力の差
ウソはつきたくないので、こんな事はあまり言いたくはないんですが…
スタートの速さ、旋回技術、プロペラ調整、モーターの整備力すべてトータルでみて男子レーサーよりもやや低め。
一人一人みればすべて上回る女子レーサーもいるんですが、やはり全体で見ると男性レーサーよりは劣ってしまいます。
モーターやプロベラ、部品交換などについては以下の記事で詳しく説明しています。
女子戦のレース
文字通り、女子選手のみで行われるレース。女子戦の主軸となるレースは、「G3オールレディース」と「ヴィーナスシリーズ」の2つ。
その他にもグレードの高い女子戦があるので出場条件と一緒に紹介していきます。
PG1レディースチャンピオン(女子王座決定戦)
女子レーサーの頂点を決めるプレミアムG1競走。
クイーンズクライマックス同様、最高峰のグレードに位置する女子レーサーの頂点を決定する大会です。
優勝者には、ボートレースクラシックおよびボートレースバトルチャンピオントーナメントの優先出場権と賞金1,100万円が贈られます。
- 前年度優勝者
- オールレディースの優勝者
- レディースオールスターの優勝者。
- 選考期間内における勝率が上位の選手
勝率が並んだ場合は着順点上位者から順に選出
級別、年数等を問わず出場できる
PG1クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)
大晦日に開催される女子選手のみのプレミアムG1競走。
G1競走としては女子王座決定戦競走に次ぐ2つ目の大会で、獲得賞金上位12名が女子賞金王かけて競い合います。
同月には「賞金王決定戦競走」が開催されることもあり「女性版グランプリ」とも呼ばれています。
優勝者は、「G2レディースオールスター」優先出場となり、500万円相当オリジナルティアラと賞金1,500万円が贈られる。
第1選考
- 選考期間は当該年の1月1日から10月31日まで
- 選考期間内における獲得賞金ランク上位42名を全対象選手から選抜する。
第2選考
- 選考期間は当該年の1月1日からチャレンジカップの終了日まで
- 選考期間内における獲得賞金ランク上位12名を全対象選手から第1選考の42名を除いて選抜する
G2レディースチャレンジカップ
賞金上位20名の女子選手が「SGグランプリ」や「PG1クイーンズクライマックス」への出場をかけて競い合う大会です。
優勝者には賞金400万円が贈られます。
- 1月1日から10月31日あるいはボートレースダービーが10月31日を超えて開催される場合は、同競走終了日までの獲得賞金上位選手。ただし、褒賞懲戒規程に基づく出場停止処分及びあっせん保留処分を受けた選手は選出から除外し、出場を取り消す
G2レディースオールスター
ファン投票によって選ばれた人気女子レーサーが対象となる大会。
出場選手は基本的に、ファン投票の票数上位49名+出場選手選考委員会による推薦3名の合計52名。出場を取り消された場合は、ファン投票の票数順で、順次繰り上げ出場となります。
優勝者には、その年のレディースチャンピオンの優先出場権と賞金450万円が贈られます。
※ファン投票による大会のため出場資格ではなく選出除外となる条件を記載しています。
- 選考期間内の出走回数100回未満の選手。※優先出場選手は免除
- 選考期間内の事故率0.40以上の選手
- B2級の選手
- 当該競走の直前のクイーンズクライマックスにおいて選手責任事由によるスタート事故を起こした選手
- スタート事故による選出除外となる罰則期間が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合
- 負傷・病気・出産等により出場を辞退した選手
- 褒賞懲戒規程による出場停止処分を受けた選手
G3クイーンズクライマックスシリーズ
獲得賞金13位~54位の42名で競い合う年末のレース。
意外にも、2014年まで一般競走であったが、2015年よりG3競走として開催しています。
優勝すると翌年の夏に開催される「PG1レディースチャンピオン」への優先出走権と賞金100万円が与えられます。
- 当該年1月1日を起算日とし、レディースチャレンジカップ最終日までにおける賞金女王決定戦進出の12名以外の獲得賞金額上位選手
G3オールレディース
階級(ランク)に関係なく、すべての女子レーサーが対象になる大会です。
2014年より、オール女子戦がオールレディースという名称に変わり、グレードもG3競走に変更されています。
優勝者には、レディースチャンピオンへの出場権と賞金105万円以上が贈られます。
ヴィーナスシリーズ
すべてのレーサーが対象となる一般戦。
かつては登録16年未満の女子レーサーが対象だったヴィーナスシリーズですが、2020年からはオーバーエイジ枠が設けられています。
優勝賞金は71万円以上となっています。
まとめ
爆発的な人気と盛り上がりを魅せる「女子戦」。
イン逃げばっかり狙うのは配当も安いし飽きてきたな…なんて方にはピッタリかもしれませんね。
女子戦は男子戦とは予想の仕方が全く違うということ。女子戦のコツを掴むことができれば、いつか高配当も的中させることができるはず。
皆さんの女子戦の的中率アップを期待しています!
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